英検 勉強法

英検とは…

公益財団法人 日本英語検定協会が主催し、文部科学省が後援する実用英語技能検定です。 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があり、年に3回実施されています。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングという、英語の4技能を測定する検定で、長年にわたる実施歴により、抜群の知名度と信頼を得ています。

TOEICテストとの違いは?

TOEICと英検に出題される問題はそれぞれ大きく異なります。英検準2級を例にとって見てみましょう。英検準2級の場合ですと、社会での日常生活や学校での話題などが出題される事が多いですが、一方のTOEICでは、ビジネスでの英語力を測定する事が基本ですので、ビジネスシーンや話題が中心となります。

学生の方にとってはビジネスの経験がないこともあり、英語の実力を試すには英語準2級の方がより良い選択肢となります。TOEICテストは出題される問題の幅がかなり広く、英検を目指される方には高難度な問題も多くあります。

英語力の判定のためにテストの受験が目的とすれば、TOEICテストを受けるのは自分が目標とする英検の級に合格してからでも遅くはありません。

英検とTOEICテストではテストの性質がそもそも異なるために、レベルなどの比較は単純には出来ないですが、英検準2級を合格するとTOEIC(L&R)テストでは600点〜699点に相当します。

英検 TOEIC (L&R)
英検1級 900点以上
英検準1級 800点〜899点
英検2級 700点〜799点
英検準2級 600点〜699点
英検3級 500点〜599点
英検4級 400点〜499点
英検5級 300点〜399点

合格のための勉強ポイント

英検合格をするために3つのポイントがあります。ここでは準2級相当のレベルの人に合わせた内容となります。

1.受験する級教材を使う

当たり前かもしれませんが、自分が目前に目指される級よりも一つ上の級の勉強をされる方がおられます。恐らく日頃より難しい問題に慣れておけば、試験の問題は簡単に感じるであろうと…。同じ英語の勉強ですので、決して悪くはないのですが、まずは目前の級の合格を目指してください。

それぞれの級によって内容が大きく異なります。受験をする級の教材を選びましょう。過去問題集などで慣れておくことで、テストの傾向を掴むことが大切です。

2.単語力を身につける

これは英検だけに限るものではなく、英語を勉強する上では語学力をつけるための必須なものです。もちろん級ごとに単語の難易度は異なりますが、級ごとの必要単語数を目安に自分のやり方をそれぞれ見つけ、英単語を身につけましょう。

3.アカデミック(学術的)な文章を理解する

TOEICではビジネス的な内容となりますが、一方英検はアカデミック(学術的)な内容の出題傾向にあります。政治、歴史や科学に関する専門用語を勉強する方が合格に近づけます。英単語を覚えたり長文を読解する時など、アカデミックな内容を選んで理解を深めてみてください。

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Reading

例えば3級と準2級で合格を目指すべく覚える必要がある単語数ですが、

3級 2,000語

準2級 3,000語

単純に計算しますと3級→準2級に合格するには1,000語を新たに勉強すれば言い訳です。1,000語はおおよそ単語の本一冊分に相当します。過去のおさらいとして3級の単語は全て網羅をすると新たに覚える必要がある単語は1,000語となります。

Listening

リスニングに関しては自分の耳を慣れしておく事が、何よりも本番に向けての自信へと繋がります。これには過去問題集を繰り返しで、”英語の耳を作る”作業をしてください。ですが、短期間でこれをするには日数が足りません。少なくとも3ヶ月は集中して取り組んでください。

Writing

Writing に関しては独りで勉強するのは難しいかもしれません。必ず採点をしてくれる人が必要だからです。これはマークシートで4つの中から選択して回答ができるものとは大きく異なります。そしてWritingの採点に関しては基準が明らかにされていません。

もしWritingの勉強でお悩みの際には、オンラインでの添削をしているベストティーチャー
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